マレーシアでの事業開始の為に借金

私の夢であり、明確な目標がマレーシアでの起業です。その為には、ビジネスにおける計画だけでなく、何よりも資金が必要です。個人での起業を考えていたので、自分の貯金だけでは足りないです。そんな時に、私のこれまでの経歴に興味を持ってくれた実業家の人から融資をしたいという申し入れがあったのです。私がマレーシアで事業を展開するには、500万円が必要です。私の貯金が200万円で、残りの300万円を融資してもらう予定だったのです。起業するのは今回が初めてで、そこにつけ込まれたのが失敗の原因です。何度も融資者とは会って、契約書も結んだのです。しかし、実際に融資してもらえる期限になっても融資してもらえないのです。何度か電話お願いしても、すぐに振り込むので待って欲しいと言われるだけです。それを信じて、私はマレーシアに現地事務所を作ります。これも融資300万円があっての計画です。現地に着いたことを融資者に報告しようとしてから数日後、電話が不通になります。私はやられたと気付きます。融資300万円を受ける為に信用として100万円を融資者に預けていたのです。この100万円は親や親戚から借りたお金です。信用としてこんなことをするのは、普通に考えれば有りえないことなのですが、どうしても融資300万円が欲しい私はそうしてしまったのです。融資をしてくれるはずの融資者と連絡が取れないばかりか、融資額が振り込まれてないわけですから、私は、貯金200万円と借金100万円、そしてなによりも融資予定の300万円を受けられなくなります。現地に事務所を構えていたので、貯金はすぐに無くなり、借金100万円も戻ることもなかったのです。融資を得られずに、数か月後には日本へ帰国です。それから1年以上は借金100万円を返済するために働く日々です。後からわかったのは、融資者は、私の事業企画を情報として手に入れたかったのです。